2008年10月19日日曜日

NetBeans で OOo アドオン開発 (1)

先日10月14日(日本語版は15日)に OpenOffice.org 3.0.0 の正式版がリリースされました
3.0より、Mac OS X がサポートされ、X11ではなく、Aqua 環境ネイティブのアプリケーションとして動作するようになりました
(詳しくはコチラを参照)
これを記念して、NetBeans の OpenOffice API プラグインを利用したアドオン開発を紹介したいと思います
(ダイアログを出す程度ですが…)

今回は環境設定について説明します
(記述コード量がそれなりにあるので、内容を分割しました)
[08/10/23追記]
(開発編はコチラです)

まずは OpenOffice 本体SDK をダウンロードします
なお、10月19日現在では 3.0.0 に対応する正式版の SDK はリリースされていませんので、RC 版を使用します


ダウンロードイメージを展開後、"OpenOffice.org3.0_SDK"ディレクトリをホームディレクトリ($HOME)以下にコピーします
ディレクトリ内の"setsdkenv_unix"ファイルをダブルクリックすると、コンソールが開き、SDK用の環境設定が行われます

次に NetBeans の設定を行います
(今回は NetBeans 6.5 Beta 英語版を使用しています)
「Tools > Plugins」を選択し、Pluginsウィンドウを開きます
「Available Plugins」タブ内のプラグインカタログリストから「OpenOffice.org API Plugin」を選択し、インストールします


インストール後、「環境設定」にて、先にインストールした本体と SDK のパスを設定します


以上でアドオン開発のための設定は完了です
次回、実際に NetBeans を使用した開発を紹介したいと思います

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